世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治家との関係。その話題もちょっと最近下火に思えますが、昨日やっと首相は、団体への政府調査を国会で答弁しました。ところで、この団体との癒着については、どうして政治家だけの話に限定するのでしょう。もっといろんな分野に広がっていそうなのに。今日はそんな疑問を書いてみます。では…
疑問(65)癒着＝政治家だけ?
副島隆彦氏の近著「ディープステイトはウクライナ戦争を第三次世界大戦にする」に次のような一節があります。「筑波大学は、創設以来、強烈なMoonieの拠点大学である。昔の東京教育大学を左翼大学だからと、自民党を叩き潰してその継承大学として出来た。創立時の副学長をしていた福田信之以来、連綿と統一教会の強固な信者たちが教授としてたくさん存在する。この間テレビに出続けた筑波大学の名誉教授の中村逸郎と東野篤子教授は、まさしくその線にそった奇怪な発言をずっとしている。」… この名指しされた人は、なぜ抗議しないのでしょう。それはさておき、ある巨大新興宗教も拡大期にはその権力基盤の拡充のため、政界、マスコミ、法曹界、大学教職員、さらには芸能界などへも信者を積極的に送り、現在もそれは連綿と続いているようです。その効果からか、または自浄努力からか分かりませんが、今はその団体も以前のような裁判沙汰、あるいはメディアによるその教団批判もほとんどありません。そこで思うのは、今政治家と旧統一教との関係のみが主に語られていますが、メディアやそれに登場する学識者などとの関係はいったいどうなのでしょう。いつも多分野にわたり旗幟鮮明に語る人が、この旧統一教会問題になると押し黙る。そんなコメンテーターもいそうです。もしそれが旧統一教会の関係者なら、その洗脳力にみんな見事浸潤されているかも知れません。ですから報道も、関係性の範囲を政治家に限らず、もっと広めてもらいたいですね。せめてワイドショーのコメンテーターは…と思うのですがどうでしょう。
Follow me!
コメント