渋谷のスクランブル交差点界隈。コロナ禍で少しは減りましたが、片手にビールのウオーキングパーティー。そんなお酒にまつわる話、外国ではどうなのでしょう。今日は米中の日本と違うお酒事情を、ほんのちょっぴり書きます。では…
疑問(45)米中酒事情
米国では飲酒は21歳以上でOKです。ただし野外での飲酒は絶対ダメで、花見酒なんてもっての外です。レストランで飲む時でさえ、原則IDカードの提示が必要です(実行されているか監視員が巡回しています)。それに日本の飲酒運転での罰則適用範囲は、飲酒運転当事者と、その犯罪をほう助黙認したとして同乗者さらに居酒屋などの酒提供者が該当します。しかし米国ではもっと厳しくなっていますし、ちょっと「え!」という感じです。まず運転者が飲酒していなくても同乗者の誰かが酔っぱらっていたらOUTです。要は「車の中に酔っ払いは一人も入れるな! いたらOUTだよ」ということです。タクシーは別です。また運転者を含めて誰も飲酒していなくても、車内に開封した酒瓶が転がっていれば、たとえ空でもOUTです。一方中国の飲酒は18歳以上からOKです。また路上での飲酒については日本と同様寛大ですが、飲酒運転については日米と同様に厳しい罰則があります。ただ日米の大学ではほとんど見ないのですが、中国では酒類が学生食堂にもあります。また北京大学内に林立する学生寮の一階レストランでも、深夜まで酒類の提供が可能のようです。話が横道に逸れますが、老若男女を問わず中国人は日本人に比べ、めっぽう酒が強い。一気飲みは彼らの得意とするところです。くれぐれもご注意ください。
コメント