142・「牛めしの具」活用術

「松屋の冷凍牛めしの具」をご存知でしょうか。それは安い、安心(ソルビン酸Kなどの合成保存料無添加)、手軽と三拍子そろった松屋「牛めしの具」パック。牛めし(牛丼)についてはクックパットを見ても、それを利用したアレンジ料理はいっぱい載っています。例えば「炊き込みご飯」のような。そこで今日は、もっともっと簡便な利用方法はないものか?…と考えました。ということで、それが今日のHatenaです。「えっ?そりゃ軽すぎる話やおへんか?それとも松屋はんから、なんかもろうた?」とお思いの方。実はネタ切れなのです、トホホ～。急な寒気と緊縮財政が災いして、つまり思考回路の凍結というか、なんと言うかやっぱネタ切れ…。と、いうことで何卒こんなテーマでご容赦願いたく存じます。

　(142)「牛めしの具」活用術

<2024/11 先週に続き今月2度目の東山動植物園>

　どうしてあまたある中「松屋の牛めしの具」を指名するかというと、他社に比べそのレトルトが格段に安いから。牛めしの具30パック入りセットになると定価の半額ぐらい(ただし今キャンペーン期間中と言いながら、いつもやっています)。1パックあたりは200円ほどの価格になります。もちろん「吉野家」や「すき家」にも同様のレトルト商品がありますので、ぜひそちらもご覧ください。 ではその簡単レシピの解説を始めます。まず松屋、吉野家、すき家のメニューを眺めてください。その中で焼き魚やポークやチキンがメインとなっているメニューは飛ばします。すると牛めし(あるいは牛丼)そのものや、それをトッピングという手法でてなずけて、上部に薄切り「牛めしの具」層が見えるメニューが残りますよね。そうです、それこそ家庭でも簡単にできる「牛めしの具(あるいは牛丼)」を弁証法的に発展させ、あたかも新種メニューのごとく振舞う真骨頂の面々です。まず松屋で言えば、マヨネーズキムチ・ネギタマ・鬼おろしポン酢・チーズなどをてっぺんにトッピングしただけですが、自分からトッピングなどとは決して言いません。それはかの大国に隷従するかの国(?)のような軟弱さをいささかも持たず、自主独立の気概満々でメニューに鎮座しています。家系を表す「牛めし」の呼称を最後尾に配置し、威風堂々と最初に「マヨネーズキムチ」などといった新奇性を披歴してしまうしたたかさには脱帽です(そんな大げさなものでもないか?)。これらはまさに「お茶漬けにはふりかけ」のような姑息なアレンジを主張するのでもなく、一つの料理、まさにローンウルフの様相です(また大げさな物言いになりました)。それは二千有余年の日本文化が育んだ金字塔!…とかなんとか、また話が段々と大げさ、あるいは病的になってきましたので、ここらで要約します。つまり「牛めしの具さえあれば吉野家・すき屋・松屋にあるメニューは大半自宅でできますよ」というスッキリした話。また松屋にある「オリジナルカレ牛」についても、お皿の平面直上にご飯、そのまた上に「牛めしの具」が乗っかっていますが、要は丼の代わりにお皿の上に牛めしを盛り、はるかモンサンミシェルをカレーで囲ったような配置。これなどは物理的な配置換えによる「牛めしの具」活用術の一形態として特筆すべきかもしれのせん(ん?これまた大げさな物言いでした)。長々と書きまいしたが、これらを要約すると「牛めしの具」さえあれば「お店メニュー」を家庭で簡単にできることがお分かりいただけたと思います。ともあれトッピングを変化させたり、中身の置き場所を変えるだけで、イッパシの料理ができてしまうのですから「牛めしの具ってほんまよろしゅうおすえ」なんです。もちろんこうした場合、使うカレーも安いレトルトカレーで十分だと思います。さらに松屋のメニューにありませんが、吉野家やすき屋で毎年今頃のシーズンになると見かける「牛すき鍋膳」についても「牛めしの具」のアレンジメニューとして簡単につくれます。まず「牛めしの具」をチン。次に「冷凍うどん」をチン。その後、丼にチンした「うどん」を入れ、その上にチンした「牛めしの具」をかける。丼に湯を適当に足す。好みにより砂糖、醤油を入れ味見。有れば「ネギの引き切り」と「豆腐の拍子切り」を置き、ラップをして電子レンジで1分～2分チン。ほら簡単です。そうそう、こんなのよりもっと簡便な「牛めしの具」のとっておき活用方法があります。「牛すき御膳」の時とほとんど同じなのですが、チんした「うどん」にチンした「牛めしの具」をかけるだけ。これって単にご飯をうどんに変えるだけの話で、やってる人は多そうです。これに生卵を乗っければ20ｇのたんぱく質がOK。それにコップ一杯の豆乳を飲めば、大人一日必要量の約半分のたんぱく質30gが補えます。また以前どこかのテーマでも書きましたが、肉のほとんど入っていない安いレトルトカレーでも、この「牛めしの具」を汁抜きで混ぜればちょっとしたお店のビーフカレーが一丁上がり～です。ぜひお試しあれ!　やっと1986文字数になりましたので、今日はここらで終わります。

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