99「多様性を尊重し合う社会」の唱和は免罪符?

流行言葉の「多様性を尊重し合う社会」って変?

(99)「多様性を尊重し合う社会」の唱和は免罪符?

テレビを付ければ、そんな謳い文句がバンバン流れてきます。しかしその多くは、例えばタトゥーの自由、LGBTの認知、ジェンダーにとらわれない服装や化粧の独自性といった外形的な話になっています。一方現行憲法には思想信条の自由があり、内心の自由も保障されているはずです。しかし一度油断して口に出したものなら、「失言してすいません」では済まされない、時には社会から永久に放逐されそうな糾弾を受けることがあります。例えば、みんな「多様性を認め合う社会の構築」なんて寛大なことを言っていますが、「LGBTには違和感あり!」などと言おうものなら、平生の「思想信条の自由」などといった思考をかなぐり捨てて、反動分子や差別論者と非難の渦にハメルはずです。ですから、本来多面的でかつ中立の立ち位置であるべきメディアも、今では踏み絵の如くビビッて「多様性を尊重し合う社会」を唱和し、安全なトレンドに乗っかってかつ異論者をさらし者にしています。もちろんテレビのコメンテーターも「多様性を認め合う社会」をお経のように唱和し、メディアの使命を忘れ去って保身に邁進しているのが現状です。「多様性を尊重し合う社会」なんて、どの口で言うのでしょう。お~ぉ寒…

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