梅雨空が続きます。そしてそれが終われば、いよいよ夏本番。今年はどんな猛暑になるのかな。巷で騒ぐ節電の流れと重なり、例年以上の猛暑に堪える日常になるのでしょうか。そんなこんなで、本日はちょっと冷気を感じる「疑問」です。
疑問6(たたり)
よく、「その現象は死者の怨念」あるいは「祟り(たたり)」などといった風説がまことしやかに語られることがあります。また中には「〇〇の合戦で亡くなった武士のたたり」「ある事件で亡くなった人の怨念」などと、もう少し具体的な場合もあります。では戦や不慮の死でこうした事象が発生するなら、先の大戦で大空襲に晒された東京や沖縄、あるいは広島といった死者累々重なる被害の場にも、なぜそうした言説は生まれないのでしょう。亡者の無念はそれこそ計り知れないと思うのですが。
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